収驚
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あっ!更新停止宣言してから1週間経ってない…(笑)
有言不実行なワタクシです。

というのも、今回思いがけず、台湾土着の風習である「収驚」を体験したため、書かずにはいられないのです。
「収驚」とは読んで字の如く、「ある事件や物事に驚かされて心が弱っているところをお祓いしてもらい、気持ちを安定させる」という意味です。

今回私は親友Kのご近所にある「収驚」屋さん?に連れて行ってもらいました。
といっても普通の民家で、「収驚やってます」という看板が控え目に掲げてあり、
玄関に普通の家よりは立派な祭壇があるというだけです。
台湾の街角、特に路地裏には収驚をやっているところがあちこちあります。
それだけ台湾の人にとっては日常的な、何かある度に訪れる場所なのです。

お祓いと言っても日本でやるような大袈裟な、おどろおどろしいものではありません。
ただ、ご主人は神様と交信ができるわけで、何も言わなくても私が今どういう状態にあるか把握できるわけです。
恋愛の悩みなのか、病気や怪我をしたのか、はたまた泥棒にでもあったのか、
とにかく、怖い目に遭ったり、心理状態が不安定な人が来るわけで、
神様はそのご主人に状況を説明して、アドバイスの言葉を伝えてくれて、
万が一悪いモノがついていたならば(最悪な場合は悪霊とか)、退治してくれるのです。

全行程は10分程度。恐ろしいことを言われたらどうしようとびびりましたが、
「夜夢見が悪いねえ。頭がボーっとしてる」というのと、「冷たい飲み物は飲んじゃだめって神様が言ってるよ」とだけ言われました。
「今の家の風水が悪いのでしょうか?」と聞きましたが、「金縛りとかに遭っていないなら引っ越すほどではない」とのこと。
そしてお札かな?を燃やした灰をお湯に溶かしたものを3口飲んで、お札を燃やしてるところを跨いで終了。

いわば簡単な心理療法なわけですが、何か変わったことがあれば台湾の人は日常的に収驚に行きます。
私も台湾らしい文化に触れることができてよかったです。
私の背後にいたご先祖様は台湾の神様とコミュニケートできたのかな?
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by anmimi | 2009-02-22 11:19 | 台南に住んでた頃
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